鎌倉版 掲載号:2011年5月27日号
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6月15日に鎌倉芸術館でコンサートを行うピアニスト 川田 健太郎さん 城廻在住 27歳

音楽でロシアを感じて

 ○…鎌倉芸術館が1時間で気軽に音楽を楽しめるようにと企画した「春のかまくらランチタイム・コンサート」。その第2回に出演する鎌倉出身の気鋭のピアニストだ。ロシア留学の経験を活かし、ラフマニノフやチャイコフスキーなど大国の音楽の雰囲気を感じられる曲目を選択した。

 ○…ピアノを始めたのは8歳の頃。母親がピアノ教室の先生をしていた影響で興味を持ったが、わんぱくな性格を心配され、初めはなかなか触らせてもらえなかったという。小学生時代はピアノの他に野球に打ち込んでいたが中学進学を機に辞め、ピアノ一本に。出場したコンクールで外国の先生に見初められマスタークラスに参加。高校は東京藝術大学附属の音楽高校に進んだ。高校3年の時、ロシアの先生に呼ばれ、高校卒業後チャイコフスキー記念モスクワ国立音楽院へ。6年間をロシアで過ごした。映画「のだめカンタービレ」で演奏指導を行うなどその活動は多岐に渡る。

 ○…社会主義時代の印象から「留学当初、ロシアはベールのかかった、寒い国という印象だった」と当時を思い返す。初めの内は笑いかけられることもなく冷たく感じていたが、「仲間と認められると温かく接してくれた。先生と生徒の関係も密で家族のような間柄に」。一方で国内では「便器が盗まれるなど有り得ないことが起こった」。それらに対して国民は悲観的にならずに「ニチェボー(何とかなるさ)」と言ってその環境を楽しんでいた。「ロシア国民は強い。その強さを今回のコンサートで感じてもらえれば」と意気込んだ。

 ○…現在はコンサート活動の他にNPO法人芸術・文化「若い芽を育てる会」に参加。芸術家たちの発表の場を支援している。後進の育成にも力を入れており、「クラシックが日本で身近なものになって欲しい」と語る。ピアノの他には体を動かすことが好きで、練習の合間に走っている。目標はフルマラソンだ。
 

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