鎌倉時代の装束を体験できる貸し衣装の店「梓想庵」が今月19日、北鎌倉の明月院近くに開業した。同店は「平成23年度鎌倉市商工業元気アップ事業」の創業部門に認定されており、今月26日には代表の有本大輔さんによる武士体験のお披露目が行われた。
有本さんは流鏑馬を行う武田流弓馬道の修士でもあり、4月15日(日)に行われる鎌倉まつりの流鏑馬で射手を務める予定だ。創業の理由を「鎌倉武士の風俗を体感してもらい、より多くの人に鎌倉の良さを味わってもらうため」と話している。
鎌倉武士の装束は直垂(ひたたれ)と呼ばれる着物。そこに烏帽(えぼし)子をかぶり、下駄を履き、腰に太刀をはけば本格的な武士の出で立ちとなる。子ども用の直垂や当時の女性の普段着、小袖も用意されており、家族全員で楽しむことができる。直垂は休日4200円、平日3200円。武士の姿で写真撮影や弓の稽古、寺社散策、写経などを行うことが可能だ。
問い合わせは【電話】0467・39・6412梓想庵まで。
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