鎌倉 社会
公開日:2026.11.06
水が出ないとき、どう守る?災害時の口腔ケア 鎌倉市歯科医師会・檀上会長に聞く
11月8日の「いい歯の日」を前に、(一社)鎌倉市歯科医師会の檀上 修会長(だんじょう歯科医院院長)に災害時の口腔ケアの重要性を聞いた。
大規模災害時、避難所では水不足や乾燥した食事、ストレス等で口腔環境が急速に悪化する。阪神・淡路大震災では災害関連死の約4分の1が肺炎だったとされ、口腔内の細菌増殖は誤嚥性肺炎や感染症の引き金となる。檀上会長は「口のケアが後回しになりがちだが、健康維持に直結する」と指摘する。
そこで重要なのが歯みがきだ。水が少量でもあればいいが、全くなくてもシートなどを利用して歯みがきをする方法がある。防災リュックには歯ブラシのほか、歯みがきシート、水不要の洗口液(マウスウォッシュ)の常備を推奨している。
また、入れ歯については、「夜間外した入れ歯は、災害時すぐに持ち出せるようにしておきましょう」と助言する。
「黄色い旗」三師会で運用
鎌倉市内の三師会(医師会・歯科医師会・薬剤師会)では、災害時に診療や調剤が可能な医療機関であることを示す「黄色い旗」を掲出する仕組みを整えている。
檀上会長は「いざという時に受診できる目安になる。家庭での備えとともに知っておいてほしい」と呼びかけた。
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