鎌倉版 掲載号:2012年7月6日号
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今年10周年を迎えたNPO法人「道」の代表を務める 岩立実勇(みつお)さん 二階堂在住 43歳

冒険家から福祉の世界へ

 ○…精神障害者の就労支援を行うNPO法人「道」を2002年に立ち上げ、今年の2月には小町に作業所「道工房」を開設した。福祉にこだわらず、デザイナーや鍼灸師など、様々な分野に長けた人を職員に招いている。出来るだけ障害者支援という視点にこだわらずに「一人の人間として尊重できるような環境を作りたかった」と設立の動機を語る。「今では近所の人と一緒に作品制作を行うなど地域交流もできる良い場になった」と笑顔を見せた。

 ○…静岡県出身。小学生の頃からサッカーに打ち込んできたが、高校1年で限界を感じサッカー部を辞めた。目的を失い落ち込んでいた時に冒険家、植村直己さんの著書「マッキンリーに死す」に出会った。冒険の世界に憧れるようになり中央大学入学後すぐに山岳部のドアを叩いた。「体育会で授業を欠席しやすかったことを良いことに、年間100日位山にいた」といたずらっぽい笑みを見せた。

 ○…卒業後、植村さんも通った米国ミネソタ州にある冒険家のための短期学校入学を目指し、渡米。外国籍の人にはあまり門戸を開いていなかったが、カナダでアルバイトをしながらアプローチし、見事入学。「3カ月間テントで生活したのも良い思い出」と当時を振り返る。帰国後も登山活動を継続。25歳の時にはチベットのタンラ・ポ峰に人類初登頂、6人のチームで、登はん隊長を務めた。「登山中は『もう登りたくない』と思うくらい怖い。でも、それが吹き飛ぶくらい頂上での達成感がたまらない」と山の魅力を語った。

 ○…結婚を機に27歳で鎌倉へ。「夢を追いかけるばかりで良いのか」と疑問を感じ、定職に就くことに。「人と関わる仕事をしたい」との思いから、精神障害者施設の職員として働き始めた。登山は大ケガをきっかけに7年前に引退。「子どもがかわいいから、危険な所に行って死ぬわけにもいかなくて」と冗談交じりに語った。
 

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