鎌倉版 掲載号:2013年1月25日号
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買物・生活支援サービス「となりの畑」をスタートさせる 中山 智博さん 材木座在住 53歳

地産地消に新ビジネス

 ○…高齢者など買い物が不自由な人に新鮮な食材を届けたい。生きていく街・鎌倉をつくっていきたいと、生活支援サービス「となりの畑」を1月中にもスタートさせる。この事業は、鎌倉市の2012年度「商工業元気UP事業」創業部門に認定され、高く評価された。

 ○…電話一本、1回500円で日用品の買い物を請け負う。商品は市内協力店(現在24店舗)で購入するという仕組み。そもそも、大手スーパーマーケットが進出する社会状況で、地元の上河原商店街活性化のためにも「お客が来てくれないなら、こっちから行っちゃえばいい」という発想の転換があった。

 ○…この事業のポイントは、獲れたての魚介類や地元産の野菜など、新鮮な食材を取り扱うこと。「300円の白菜でも、新鮮なものを求めて千円くらい出す高齢者はいます」とニーズの高さに自信を見せる。魚も地元漁港で水揚げされたものの内、市内で流通するのは1割程度。「目の前で獲れた新鮮なお魚を味わってほしい」と意気込む。

 ○…生まれも育ちも市内材木座。父親とともに新築住宅などの電気工事業を営む。高校卒業後、働きながら夜間の大学に通い、電気科と建築科を修めた。突然の病魔に襲われたのは2010年の5月。脳出血で倒れ、4カ月以上の入院生活を余儀なくされた。この時間がこれまでの半生を振りるとともに、新事業の構想に没頭するよい機会になったという。今は、左半身に後遺症が残ったものの現場に復帰、家族4人でこれまでと変わらない生活を送る。

 ○…「趣味は色々と仕事のことを考えることかな」とはにかんだ。「これまで支えてくれた家族には本当に感謝している」。当面は「となりの畑」事業に全力投球。もちろん商売なので、利益を出すことを前提にしつつも、「鎌倉に住んでいてよかったと思ってもらえるよう貢献したい」と力強く語った。
 

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