JR東日本横浜支社は3月21日、鎌倉駅と北鎌倉駅のリニューアルを行うと発表した。同社では、4月から着工し、今年の秋までの完成を見込んでいる。
今回の改修は、6月に可否が決定する世界遺産登録を見据えてのもの。今まで以上の観光需要の増加が見込まれることから、改修の計画が持ち上がったという。
改修は、鎌倉駅では東西駅舎の屋根や外壁、駅構内・改札口付近の案内サインと駅名板といった駅直結の部分から、東口のみどりの窓口周囲の壁面や地下通路部分といった周辺部にまで及ぶ。壁面などは塗装され、券売機にはパネル装飾が施される。また改札機上部にはゲートサインが設けられ、利用者により強く「鎌倉」を印象づけるという。
北鎌倉駅では駅名板改良と改札口付近の壁面改修が行われる。なお同駅は昨年8月末から耐震補強が、9月からバリアフリーの工事が進められており、耐震は今年7月に、バリアフリーは14年2月に完了予定。
両駅ともに塗装は茶色を基調とし、「鎌倉の玄関口」にふさわしい、クラシックなイメージに生まれ変わることになる。
同社では「リニューアルすることで、お客様の利便性とサービス向上を図っていきます」と話している。
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