鎌倉版 掲載号:2014年2月21日号
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このほどデビューアルバムを発表したピアニスト 小林 有沙さん 七里ガ浜在住 27歳

「生きた音楽」を目指して

 ○…「どんな曲でもどんな場面でも、ピアニストとして血の通った演奏をしていきたい」。そんな思いを込め作り上げたデビューアルバムをこのほど発表した。2月24日には東京でミニコンサートを開催。アルバムに収録したシューマンやリストを披露する予定だ。「今回のテーマでもある作曲家たちの『愛』について少しでも感じてもらえたら」と強い眼差しで語る。

 ○…静岡県で生まれ小学校入学の頃に七里ガ浜へ。父親のクラシック好きが高じて幼稚園からピアノを始めたものの「演奏は好きだけれど、押し付けられる練習がとても嫌で」と苦笑い。中学生になると反抗心が爆発し「ピアノなんてやめる」と宣言。そんな折、ヴァイオリンを習う妹・美樹さんの練習を見学する機会があった。「夢中で弾く姿が本当に楽しそうだった。こんなに素晴らしい音楽を手放していいのだろうかと、はっとした」という。その後は桐朋女子高校音楽科に進むなど、音楽の道を邁進。モロッコ王妃国際ピアノコンクール優勝をはじめ数多くのコンクールで入賞を果たし、若手実力派として評価を高めている。

 ○…大学1年生の9月にベルリンに渡った。冬になるとどんよりと垂れこむ雲、春が近づくと日光浴を楽しむ人々。「作曲家が曲に込めた情景に触れることで、自分の演奏にも深みが出たと思う」と振り返る。本場のバレエやオペラにも触れた。その後留学したウィーンではヴァイオリニストとして国際的に活躍する妹・美樹さんとルームシェアを開始。「妹は一番の理解者であり刺激し合える良い関係です」と笑みを浮かべる。

 ○…昨年、帰国し日本での演奏活動を本格化させている。「海も山もある七里ガ浜はほっとできる場所」とにっこり。練習の息抜きは料理を作ることという。「海外にいたからか、日本料理が恋しくて。魚はさばくところからやるし、結構本格的なんですよ」。柔らかな表情が印象的だった。

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