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NPO法人鎌倉てらこやの事務局長を4月から務める 小木曽 駿さん 横浜市栄区在住 31歳

掲載号:2014年8月29日号

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周りへの感謝を原動力に

 ○…NPO法人鎌倉てらこやの事務局長を4月から務める。学校や家庭だけでない地域の子どもたちの居場所づくりを行っている同団体。今月7日から3泊4日で行われ、約270人が参加した夏の建長寺合宿などのイベントを主催するほか、大船にある「てらハウス」で不登校の子らも含めた地域の子どもたちとスタッフが「2時間勉強して、4時間本気で遊ぶ」をモットーに日頃活動している。

 ○…早稲田大学2年生の時、同団体の設立に尽力し、現在顧問である池田雅之氏のゼミに入ったことが参加したきっかけだった。当時てらこやについてほとんど知らなかったが、学生スタッフたちが真剣な態度で活動をより良いものにしようとする姿に惹かれた。自身も高校生の時に体育祭実行委員会などで運営の仕事を経験し、「仲間と何かをやり遂げた時の充実感」が心に残っていた。「みんなが本気になった時のパワーはすごい。ここならまたその場を作り上げ、共有できるのでは」と思ったという。

 ○…普段てらこやに来る子どもと接していると「だんだん小さな失敗すら許されない社会になっていないか」と感じるという。自身も浪人など、これまで多くの「失敗」を経験した。不登校などの「問題」を抱える子もいるが「自分の小さい頃に重なる部分もある」と振り返り、「自分は常に周りの環境に恵まれてきた」と出会ってきた人への感謝を口にする。自らが模範としてきた人々から得たものを受け継ぎ、高校生の時に経験した「みんなで本気になる場」をてらこやを通じて作り上げている。

 ○…現在は博士課程でNPOについての論文を執筆中。てらこやは研究と実践の結節点でもある。事務局の仕事と並行し多忙な日々を過ごすが「どう乗り越えるかを一緒に考える仲間と支えてくれる人がいるから苦しいとは感じない」ときっぱり。これからも出会う人々への感謝を原動力に走り続ける。

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