鎌倉版 掲載号:2016年6月24日号 エリアトップへ

笛田在住永田さん 自宅を「保護猫カフェ」に 譲渡進め「不幸な命減らす」

社会

掲載号:2016年6月24日号

  • LINE
  • hatena
猫を抱く永田さん
猫を抱く永田さん

 市内笛田の住宅街に1軒の猫カフェがオープンした。ここに集まるのは、捨てられるなどして動物病院に保護された野良猫たち。今後は店を訪れた人と猫たちをマッチングし、譲渡を進める予定で店主の女性は「不幸な命を一つでも減らしたい」と話す。

 大仏殿高徳院から徒歩10分の笛田の住宅街。その中の1軒が、猫カフェ「鎌倉ねこの間」だ。ドアを開け2階の店舗スペースに足を踏み入れると、そこには8匹の猫たちがのんびりと暮らしている。

 無邪気に遊ぶその姿からは想像しづらいが、これらは全て、捨てられていたり、ケガなどで命が危険にさらされていたところを、助けられた「保護猫」たちだ。

 このカフェを営むのが、永田久美子さん(51)。子育てが一段落し、「何か新しいことを始めたい」と考えていた永田さんは1年ほど前、住民全員で猫を飼育しているアパートを紹介したテレビ番組を目にした。

 幼い頃から猫が好きで、2006年に鎌倉に移ってからも2匹を飼育してきたこともあり「もっと多くの猫を幸せにできたら」と「保護猫カフェ」の開店を思いついた。

 その後県内はもちろん、都内の猫カフェにも通い、運営方法を調査。横浜で獣医をしているいとこからは「獣医師間に保護猫情報のネットワークがある」とアドバイスを受けた。

 年明けから湘南獣医師会を訪問し広報に力を入れた結果、湯河原市の動物病院などから保護猫を引き取ることが決まった。

 自宅リビングを改装し、5月20日に「ねこの間」をオープン。もともとあった天井の太い梁は、猫の遊び場になっている。今後は、面談と飼育環境の確認を行った上で希望者に譲渡を進める予定で、永田さんは「1匹でも多くの猫が幸せになるよう、また、ここを人と動物の新たな出会いの場にしていけたら」と今後の展望を語った。

 「鎌倉ねこの間」(笛田6の9の7)は江ノ電バス・京浜急行バス「打越」下車徒歩3分(駐車場なし)。営業時間は午前11時から午後6時まで。毎週月曜日と、第2・第4火曜日が定休日。料金は30分500円、1時間1千円(税別・小学生半額、飲み物別途)。小学生以下は保護者の同伴を。保護猫の受入れは最大10匹で、10匹に達した段階で譲渡を開始する(先住の2匹以外が対象)。

 問【電話】0467・40・5379鎌倉ねこの間へ。

リビングを改装して店舗に
リビングを改装して店舗に

鎌倉版のトップニュース最新6

旧近代美術館が国重文に

旧近代美術館が国重文に 文化

「モダニズム建築の出発点」

10月23日号

五頭龍の力で詐欺退散

鎌倉警察署・防犯協会

五頭龍の力で詐欺退散 社会

被害ゼロ願い、御朱印製作

10月23日号

5千円電子クーポン配布へ

5千円電子クーポン配布へ 経済

12月15日から利用可能

10月16日号

「困窮者世帯に食料を」

ふらっとカフェ鎌倉

「困窮者世帯に食料を」 社会

「パントリー」実施へ資金募る

10月16日号

免許返納者に助成券交付へ

免許返納者に助成券交付へ 社会

事故防止と外出機会増狙う

10月9日号

空撮映像、観光に活用へ

空撮映像、観光に活用へ 社会

ドローン協会が県と連携

10月9日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 10月23日0:00更新

  • 10月9日0:00更新

  • 10月2日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年10月23日号

お問い合わせ

外部リンク