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鎌倉版 公開:2018年1月19日 エリアトップへ

50周年を迎えた(公社)神奈川県宅地建物取引業協会鎌倉支部の支部長を務める 徳増 源七さん 笛田在住 54歳

公開:2018年1月19日

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「鎌倉をより良い街に」

 ○…創立50周年を迎えた、(公社)神奈川県宅地建物取引業協会鎌倉支部。鎌倉市と逗子市、葉山町エリアで活動する193の不動産業者をまとめる支部長に就任して、4年目となる。「この業界の元気が継続するよう、今後は若手がもっと活躍できる機会を設けていきたい」と語る。

 ○…大船駅前で製菓店を営む両親のもとで生まれ育った。高校時代はギターにのめりこみ、大学ではバンド活動に熱中。卒業後は楽器店に就職した。ピアノの販売を担当したが「ほかの仕事も経験したい」と思うようになり、不動産業界へ。町田市にある会社で約2年、キャリアを積んだ。「自分の力量が直接結果に反映されるところが楽しかった」と当時を振り返る。その後、製菓店を継ぐために地元に戻ったが、折からの不況もあり、副業として行っていた不動産業へと徐々に事業をシフト。1997年に不動産専業となり、2000年に社名を「徳増不動産」に変更した。

 ○…「進学や就職、結婚など、不動産の契約は人生の大切な場面で発生する。一人ひとりの人生に寄り添うことができるのが、この仕事の好きなところ」という。商店街育ちという経歴を生かし、創業や経営のサポートにも力を入れてきた。また宅建協会が「クリーン&グリーンアクション」と題して行っている清掃活動でも先頭に立つ。「仕事を通じて大好きな鎌倉の街を、より多くの人に気に入ってもらえるよう頑張りたい」とほほえむ。

 ○…「やりたいことは何でもやる」がモットー。数年前まではマラソンに熱中し、最近はギターの腕前を買われて横浜市内のバーで定期的に弾き語りライブを行うなど、プライベートも充実した日々を過ごす。現在は妻と愛犬2匹との家族「4人」暮らし。「ある時、訓練競技会に出場したら、なんと入賞。支部長としての仕事がもう少し落ち着いたら、本格的に競技に挑戦したい」と朗らかに語った。

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