神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
鎌倉版 公開:2018年8月24日 エリアトップへ

『材木座郷土誌』の編集長を務めた 齋藤 彰さん 材木座在住 77歳

公開:2018年8月24日

  • X
  • LINE
  • hatena

住民による住民のための1冊

 ○…材木座公会堂100周年を記念し、発行された郷土誌の編集長を務めた。「ここで生まれ育った僕でも知らなかったことがたくさんあった」と振り返る。ベースとなった住民有志による郷土誌2冊の制作にも携わり、膨大な量の原稿を1人で入力した。「パソコンは得意というわけではなかったけれど、やりがいがあった。今思えばよくやったなと思う」と笑う。

 ○…再編にあたり、タッグを組んだ地元出版社の本多順子さんとは、以前から家族ぐるみの付き合い。「連合会が本多さんに依頼したのは偶然だったけど、まさに住民による住民のための郷土誌になったと思う。2010年に郷土誌を作成する際に発起人となり、活動資金を寄付してくださった当時の蔵並豊年連合会長や、一番の功労者である小松原利一先生など、今は亡き先人にも感謝したい」

 ○…「好きな歴史を仕事に生かしたい」と教員の道へ。市内の小学校で教鞭をとり、校長としても3校を見守った。退職後は県立総合教育センターでの教諭指導や県退職公務員連盟の会長を務めるほか、民生委員として定年まで12年間尽力した。地元の魅力は「やっぱり海岸」。先日も妻と共に孫たちを連れて夏の海を満喫したばかりだ。

 ○…リビングの壁には大きな柴犬の絵が飾られている。10年以上前に18歳で亡くなった愛犬「クー太」だ。晩年、視力を失い、身体も不自由になったクー太を家族が一丸となって愛情たっぷりに「介護」する様子はNHKの番組にも取り上げられた。「とても賢くて、家族の布団を新調した時にクー太の分を用意しなかったら拗ねたことがあった。介護は大変だったけれど、当然のことだと思った」。家族へ、地域へ向けられる眼差しは常に優しく温かい。

鎌倉版の人物風土記最新6

尾林 功二さん

鎌倉市バスケットボール協会の会長に就任した

尾林 功二さん

山崎在住 53歳

4月12日

森 文男さん

鎌倉警察署長に就任した

森 文男さん

市内在住 59歳

4月5日

佐々木 卓栄さん

大船警察署長に就任した

佐々木 卓栄さん

市内在住 55歳

3月29日

伊藤 大晴さん

今季から鎌倉インテルの主将を務める

伊藤 大晴さん

横浜市在住 23歳

3月22日

田原 充さん

「鎌倉市障害者二千人雇用センター」のセンター長を務める

田原 充さん

腰越在住 50歳

3月15日

小畑 洲士さん

中高生探究コンテスト2024で最優秀賞を獲得した

小畑 洲士さん

御成町在住 17歳

3月8日

あっとほーむデスク

  • 4月22日0:00更新

  • 8月20日0:00更新

  • 7月16日0:00更新

鎌倉版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

鎌倉版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月16日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook