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(公社)鎌倉市医師会の会長に就任した 井上 俊夫さん 葉山町在住 68歳

掲載号:2019年3月8日号

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「三方一両得」の医療目指す

 ○…市民健診・乳幼児健診の実施や休日夜間急患診療所の運営を通じて地域医療を支える鎌倉市医師会。1月に急逝した井口和幸さんの後を受け、新会長に就任した。「長年話し合いを続けてきた湘南鎌倉総合病院の入会が昨年、実現できた。時代や地域のニーズに合った救急医療体制の構築、災害時の対策を進めていきたい」と力強く語る。

 ○…横須賀で生まれ、逗子市で育った。「私の人生なりゆき任せなんです」と笑うように、高校卒業時に目指していたのは「コンピューターのエンジニア」。ところが学園紛争で大学入試が中止になり「それなら」と受験した医大に合格し、外科医としての道を歩き出すことになった。1988年、湘南記念病院(笛田)が開院した際に同院に入職し、2008年から院長を務める。

 ○…院長就任後は医師の勤務体制の見直しを進めた。特に子育て中の女性が働きやすい環境を整えた結果、09年に開設した乳がんセンターでは多くの女性医師が活躍。県内でも屈指の症例数を誇る。「医師がやりがいを持って仕事ができれば、それが患者さんと地域に還元され、病院の経営も安定する。『三方一両得』の医療を実現させたい」

 ○…「機械好き」は今も変わらず、サーバーを自作したり、信頼できる医師を紹介するホームページを開設したこともある。現在は市の健康診断にAIの導入を準備中だ。「医師の目にAIが加わることで見落としが減る。この仕組みを鎌倉から全国に発信したい」。家庭では幼馴染の妻との間に1男3女を設け孫は4人。2匹のチワワを「溺愛中」だ。長男も医師となったが「アドバイスなんかしない。先端の医療を学んで、今や彼の方が医師としてのレベルは上だしね」とニコリ。この時ばかりは父の顔が垣間見えた。

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