鎌倉版 掲載号:2019年5月24日号 エリアトップへ

神奈川県社会保険労務士会藤沢支部の支部長に就任した 渡邊 幸夫さん 藤沢市在住 57歳

掲載号:2019年5月24日号

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新時代の一歩、一丸で

 ○…穏やかな人柄と朗らかな笑みが印象的だ。企業内の適切な労務環境や労使紛争の仲介などを担う社会保険労務士。40年を超える歴史を持ち、鎌倉をはじめ藤沢・茅ヶ崎・寒川の3市1町、約270人の会員が加盟する大所帯のかじ取り役に就任した。「伝統ある支部だけに重責を感じている」と前置きした上で、「これまで積み重ねてきたものと新しい価値観を融合させ、時代に即した組織運営をしていきたい」と意気込む。

 ○…4月から働き方改革関連法案が順次施行されるなか、社労士のニーズが一層の高まりを見せている。罰則付きの時間外労働規制や有休取得の義務化。数ある中小企業では、徹底されていないケースがまだまだ多い。「法律の改正点を含めて、働き方改革をどうお手伝いしていくか。一朝一夕にはいかないと思うが、しっかり取り組みたい」と表情を引き締める。一方でこうも考えている。「働き方改革はゴールではなく手段。企業の生産性向上まで達成して、初めて成功と言えると思う」

 ○…大学卒業後、繊維関係の専門商社に13年勤めた。バブルが崩壊して業界が不況に入り始めた頃、社労士として独立した同僚の背中を追って、猛勉強の末に国家資格を取得。自らも独立して早20年が経った。現在は仕事に追われ、目が回るような日々だが「仲介役として企業と社員の間を取り持てたときが今もやりがい」とほほ笑む。

 ○…妻と娘の3人家族。週末は愛犬を連れて散歩に出かけるのが日課だ。「自然豊かな環境で生活できるのはありがたい」。言葉の端々に地域への愛着がにじむ。昨年は社労士法が制定されて半世紀。時代も令和へと移り変わった。「役員や会員の協力をいただきながら、一丸で新時代を歩みたい」。志新たに、前を向いた。

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