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大船中央病院 市民公開講座 ぜんそくの吸入療法を解説 9月21日午後2時から 要予約
大船中央病院で9月21日(土)、市民公開講座が開催される。同院アネックス館6階講義室で、午後2時から約1時間(1時30分開場)。「ぜんそく〜吸入療法のポイントと新しい治療法〜」と題し、同院呼吸器内科医長の増田誠医師が講演する。
死者数は大幅減
気管支の慢性的な炎症で起こるアレルギー疾患として知られる「気管支ぜんそく」。医療技術の進歩や、炎症を抑えて発作を予防する吸入ステロイド薬の導入などにより、1990年代に約6千人だったぜんそく患者の死者数は、近年では千人近くまで減少した。
ぜんそく患者の死者数が減る一方で、吸入ステロイド薬の使用方法には課題がある。増田医師は「海外の研究データによると、説明資料のみ配布された患者さんが正しく吸入できた割合は約70%。薬剤師による口頭指導により95%まで改善した」と説明する。ぜんそくの症状悪化や改善の見込みが立たない場合は、誤った吸入手法が実践されている可能性がある。「症状の改善には、薬を替えたり増やしたりするのではなく、吸入薬の吸い方を見直すことが大切です」(増田医師)
新しい治療法も
同院では呼吸器病センターを設置し、内科、外科疾患の隔てなく、すべての呼吸器疾患に対応した医療体制を整えている。今回の市民公開講座では、代表的な吸入薬の紹介と吸入技法を実践し、吸入療法のポイントを抑えていく。
また後半では、新しいぜんそく治療法として導入が進む、「舌下免疫療法」についても解説。舌下免疫療法は、スギ花粉やダニなどのアレルギー性鼻炎を併発した患者が選択できる治療で、錠剤を1日1錠舌下に投与し、アレルギー反応を弱めていく。また、従来の治療だけではコントロールが難しい時に併用する「抗体治療」についても解説する。
講座は要予約。2次元コードから受付。増田医師は、「ぜんそくの治療中で、薬の使用方法を知りたい方や症状が安定しない方、そのご家族など気軽にご参加ください」と呼びかける。
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こどもタウンニュースかまくら9月30日 |
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