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鎌倉版 公開:2025年5月30日 エリアトップへ

防災普及学生団体「Genkai(玄海)」の2代目代表を務める 田島 太地(だいち)さん 逗子市在住 19歳

公開:2025年5月30日

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田島 太地(だいち)さん

命を守る、未来拓く防災

 ○…いつか起こる災害に対して備える「防災」。有事の際、自分の命を助けるのは、「今、行動すること」。はっきりとした口調でそう話す。鎌倉を拠点に活動する防災普及学生団体「Genkai(玄海)」の2代目代表に、この春就任。中学生から大学生まで約70人が在籍し、「防災を、誰より楽しく真剣に」をモットーに、防災に関するあらゆる活動を、地域と連携しながら学生の力で作り上げている。「荷が重い」と苦笑するが、「これまでの教えを受け継ぎながら、新しい風を巻き起こしていければ」と意気込む。

 ○…東京生まれ、逗子育ち。7歳上の姉が代表を務めていた、逗子葉山の中高生による防災チーム「3・11つなぐっぺし」の活動に幼い頃から触れており、中学入学と同時に入会。高校卒業まで所属し、被災地支援や防災啓発活動を行ってきた。今でも鮮明に覚えているのが、原発近くの町の景色。「人がいなくて町全体が無音だった」。想像とのギャップが大きく、「学んで、伝えていくことが責務」と心に深く刻んだ。

 ○…中学まで野球を続け、高校では軽音楽部でドラムを担当した。ロックと祭りを愛し、休日は玄海の活動に加え、ライブに神輿に大忙しだ。伝統や文化が好きで、将来の夢は「中学か高校の社会科教諭」。大学で学びを深めながら、学祭の実行委員会に所属し、さらには来年1月に控える「二十歳を祝うずしの集い」の実行委員会メンバーとしても奮闘中。

 ○…玄海との出合いは、高校1年の春。偶然、前代表と同じ学校で「手伝ってほしい」と声を掛けられた。ファストフード店で話をし、入会。「防災の知識がより身についた」と振り返る。「関わった方の防災意識向上に寄与したい」

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