鎌倉 社会
公開日:2025.09.26
鎌倉高校前駅実証実験
9千人以上を誘導
今後の人員配置も検討
江ノ島電鉄鎌倉高校前駅周辺で行われた秩序維持に向けた実証実験について鎌倉市が9月22日、結果を発表した。
同駅周辺の踏切は、人気アニメ「スラムダンク」の聖地として観光地化しており、道路で撮影する観光客やごみの散乱などが地域住民を悩ませている。
実証実験は9月13日から16日まで行われた。市職員やボランティアを配置し、観光客を踏切に隣接する腰越ラッコ公園に誘導。路上での撮影をやめてもらい、公園内の撮影エリアを利用するように呼びかけた。また、公園内にごみステーションも設置した。
市発表の結果によると、4日間合計で9490人を撮影スポットに誘導し、ロータリー付近に駐車しようとした車67台に注意を呼びかけた。
また、燃やせるごみ5袋(45リットル)、ペットボトル6袋(同)、缶1袋(同)などが集まった。
住民からは「道が通りやすくなった」「実験終了後が心配」などの声があがり、観光客からは「止まらないでというアナウンスがあったが、どこに行けばいいのか」などの意見があった。
今後について市では「実証実験で得たデータをもとに、人員配置の実現に向けた検討を進める」としている。
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