USオープンジュニア大会に出場した 足立 真美さん 高田在住 15歳
夢は大きく世界一
○…今夏の全日本ジュニアテニス選手権16歳以下女子シングルスの部で優勝し、9月上旬に行われたUSオープンジュニア大会に初出場した。「テレビで見ていた有名な選手たちと同じコートに立てて興奮した」と笑顔で話す。しかし初戦敗退という結果に終わり「世界の大きな壁に直面した」という。「上手なだけでは勝てない。『心技体』の全てがそろわないとトップレベルの戦いでは通用しないと痛感しました」。その悔しさをバネにさらなる飛躍を誓う。
○…杉山愛さんが開いた市内甘沼のテニススクールPalm International Sports Clubで、昨年12月から日夜練習に励んでいる。杉山愛さんの育成プロジェクトで指導を受ける中、練習場所として茅ヶ崎を紹介された。今は市内高田に住居を借りて埼玉県の実家とを行き来する日々。母親の手助けを受けながらも一人暮らし同然で生活する。「寂しくはないです。休日は家で気楽にのんびりしています」。茅ヶ崎の印象を「自然が多くて過ごしやすいところ。練習するには最高の環境が整っています」と話す。
○…埼玉県行田市出身。両親と姉が趣味でテニスをしていた影響を受け、5歳の頃からラケットを握り始めた。小学校1年生から習い事のひとつとして地元のテニススクールに通いはじめ、徐々にのめり込んでいく。テニスの魅力は「何よりも試合が面白いです。相手との駆け引きが好き」なのだという。現在は花咲徳栄高校(埼玉県)の1年生。「理解ある学校や家族、コーチたちの協力があるからこそテニスに集中できています」と周りへの感謝を忘れない。
○…今後は海外などの様々な大会に出場し、世界ランキングを上げていきたいという。その先の目標は「もちろんプロのテニスプレーヤーになること。世界で活躍し一番を目指します」ときっぱり。その目は真っ直ぐに、世界の大舞台へ向いている。
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