円蔵中学校支援地域本部 文部科学大臣賞を受賞 「地域による学校支援活動」推進で
円蔵中学校支援地域本部(対象校=円蔵中、円蔵小、室田小)が今月7日、文部科学大臣表彰を受けた。地域の人が学校や子どもたちに行う支援活動で表彰するのは今回が初。神奈川県内でも3地区のみとなっている。
同地域本部は平成20年度から22年度まで文部科学省の委託で「学校支援地域本部事業」を実施。地域、校内に両コーディネーターを配置し、学校と地域が連携して教育活動を行ってきた。また、学校支援ボランティアの人材確保やボランティア間の連絡、調整を進める体制が整備されていることなども評価された。
対象校の中でも特に活発に取り組んだのは円蔵小学校。ミシンを使用した授業や認知症についての学習など計29科目で学校支援ボランティアを招いて授業を実施した。同校では、今後もこの形態を継続していく。円蔵小の地域コーディネーターの木下操さんは「この事業を行うことで先生方が児童と向き合う時間が増え、学習も深まりました。地域の方も学校に足を運び、子どもたちから元気をもらい地域の活性化につながっています」と振り返った。
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