地域との連携に大臣賞 円蔵中支援地域本部の取組みを紹介 −円蔵中学校編−
円蔵中学校支援地域本部(対象校=円蔵中、円蔵小、室田小/柏崎周一座長)が先ごろ、文部科学大臣賞を受賞した。本紙では11月に円蔵小の取組みを紹介したが、今号では本部のある円蔵中の取組みをレポートする。
平成20年度から22年度まで文部科学省の委託で実施した「学校支援地域本部事業」。各校が地域と校内にコーディネーターを配置し、学校と地域が連携した教育活動を行ってきた。
同中学校では生徒や保護者、地域のボランティアを募集し、地域の環境美化に貢献するという活動「えくぼ」をはじめ、ボランティア学習やフラワーロード作りなど6つの取組みを実施した。「えくぼ」は年6回、放課後に道路沿いやフラワーロードの除草作業と土の入れ替え、学区内の地域清掃などを行い毎回、生徒や保護者、ボランティアを合わせて100人ほどが参加した。
今回の事業を振り返って柏崎座長は「学校、家庭、地域が連携した青少年の健全育成に取組んできました。地域の学校応援団として学校を中心に地域コミュニティの活性化が達成できたと思います」と話した。また同中地域コーディネーターの川野有充子さんは「地域の方々が私たちの呼びかけに快く応じて下さり、支援の輪を広げることができたことが事業の成功に繋がりました。皆さんには感謝と共に、引き続きご協力をお願いします」と話し、同コーディネーター堺洋子さんも「円蔵中に目を向け協力して下さった地域ボランティアの皆様や、生徒と共に『えくぼ』に参加して下さった保護者の方々に感謝しています」とそれぞれ活動を振り返った。
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