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茅ヶ崎・寒川 経済

公開日:2012.04.06

「商農連携」で地産地消を
野菜の販路拡大を期待

  • 茅ヶ崎産のほうれん草を使った料理を試食する参加者

 市内の農業者と事業者が親交を深め、地産地消を推進することを目的とした「産業連携啓発ツアー」が3月28日に行われた。



 今回で6回目となる同ツアー。当日は飲食店を経営する商業者らが参加し、堤にある八幡直樹さんの農場を訪問。その後、地場ほうれん草を使用した試作品を試食。今回は八幡さんによるほうれん草カレーや「GARA中海岸」の「茅ヶ崎産ほうれん草カリー」、「Azzurro cheese cake works」のチーズケーキが提供され、参加者らは意見を出し合いながら食べていた。



 市内で居酒屋を営む参加者は「(地元の野菜は)なかなか仕入れルートが分からなかったのが現状。こういう機会を通じて、より茅ヶ崎の農家さんと連携して地産地消を盛り上げていきたい」と意欲を見せていた。また、八幡さんも市内事業者との連携を希望しており「今は市場出荷がメイン。しかし、今後は少しでも販路を広げていくことが生き残るために必要。注文があればできる範囲で協力したい」と前向きだった。茅ヶ崎市は「市内のお店でも扱ってもらい、地場野菜を消費者にも身近に感じてもらえれば」と話していた。

 

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