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茅ヶ崎・寒川 トップニュース社会

公開日:2014.11.14

茅・寒地区糖尿病連携協議会
季刊紙を創刊
「連携手帳」の普及も狙い

  • 糖尿病連携手帳を手する佐藤委員長

 現在、予備群を含め患者数が人口の10%に昇るとも言われる糖尿病―。「世界糖尿病デー(11月14日)」に合わせて、県内では横浜マリンタワーや鎌倉大仏などが啓発などの意味を込め青くライトアップされる。これに先立ち、茅ヶ崎と寒川の病院や医師会、歯科医師会などからなる茅ヶ崎寒川地区糖尿病地域連携クリティカルパス協議会(佐藤忍委員長・茅ヶ崎市立病院診療部長)が「糖尿病・地域連携ニュース」を発刊した。

 これは糖尿病への関心をもってもらうための情報紙で、年4回の発行を予定しているもの。創刊である2014年10月号では、同協議会の分科会の一つである「薬剤分科会」が主な執筆を担当し、お薬手帳と併せて持つことが望ましい「糖尿病連携手帳」を紹介。糖尿病患者以外にも予防や自身の健康管理に役立てられる等、所持の有用性を説明している。また、低血糖の症状やその対処法、低血糖を起こしやすい薬の種類なども、具体的に分りやすい表現で紹介されている。

 この紙面や糖尿病連携手帳は、茅ヶ崎・寒川管轄の医療機関や薬局で無料配布されている。佐藤委員長は「手帳の存在を含め、啓蒙活動はまだ不十分。これからは患者以外の不安を抱いている人に対しても、健康意識の向上をアピールできたら」と話している。

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