福島署長（左）から感謝状が手渡された
市内在住の70代男性が振り込め詐欺の犯人逮捕に協力したとして、５月18日に茅ケ崎警察署（福島敬三署長）から感謝状が贈られた。
男性は５月13日と14日に自宅で電話を受け、息子を騙る人物から「株に手を出し大損した。金を借りた人から請求があり今日中に３００万円返さないと訴えられる」と泣きつかれた。電話を嘘と見抜き警察に通報したところ、警察から「犯人逮捕につなげるため、騙されたふりをしてもらえませんか」と”騙されたふり作戦”の協力依頼を受けたという。その後犯人から指示を受けた男性は、電車で横浜市内に移動。現金を手渡すところで、張り込み中の捜査員によって現行犯逮捕に至った。男性は「過去にも自宅に怪しい電話があったので、今回すぐに気付けた。協力できて良かったです」と話し、福島署長は「ご協力に感謝しています。今後も振り込め詐欺撲滅に向け、対策を講じていきます」と話していた。
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