8月16日から鵠沼海岸で行われた「第6回湘南藤沢カップ全国中学生ビーチバレー大会」女子の部に、西浜中学校バレーボール部から2チームが出場した。優勝を目指し予選リーグをともに突破したが大会2日目が中止となり、3年生は記録が残らずに最後の夏を終えた。「全国V」の夢は後輩へと託される―。
全国出場をかけた8月2日の県大会には54チームが出場し、同校2チームが決勝で対決。「毎日共に練習しているチーム同士なので、互いの弱点が分かって戦い辛かった」とメンバーは決勝を振り返り、3年生中心の「IIIチーム」が優勝、2年生の「IIチーム」が準優勝を飾り、両チーム揃って全国への切符を掴んだ。
コートでは上下関係なく思い切りプレー
同部は3年生が2人、2年生が7人の計9人。「上下関係はしっかりしているが、コート内では気を使わず思い切りプレーできる」というメンバーは、室内のバレーボール練習に加え、西浜中から歩いてビーチに出て日々練習。川上弘志顧問も「毎日一生懸命な生徒たちを勝たせたい」という思いで指導を続けてきた。
そして迎えた全国大会初日。3チーム毎総当たりの予選グループ戦では、西浜中の2チームはともに、それぞれのグループ1位で予選通過。メンバーは「全国で優勝する」という強い思いを抱き翌日の決勝トーナメントを心待ちにしていた。
しかし天気は無情だった―。翌17日は、湘南地区に大雨警報が発令されたことを受け大会自体が中止に。3年の向谷優華さんと小川夏葵さんは「絶対に優勝したかったし、できたはずと思うと悔しい。来年は後輩たちが優勝して欲しい」と話す。また、2年の藤崎香花さんは「今年の記録が残らず、先輩との夏が終わってしまったのが寂しい。来年は必ず優勝したいです」と意気込みを語っていた。
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