茅ヶ崎・寒川 文化
公開日:2015.11.13
市内在住古知屋恵子さん
地元で20回目の作品展
自作紙芝居の初上演も
木版画などで作品作りを続ける古知屋恵子さん=茅ヶ崎市内在住=による恒例の個展が、11月21日(土)から12月6日(日)までギャラリー街路樹(茅ヶ崎市中海岸2の5の5の101号)で開かれる。午前11時から午後6時まで。入場自由。
今年で20回目を迎える地元での作品展。今回は木版画やカラー木版、水彩画など新作を含む約20点を展示する。「夢や理想、普段の生活の中で抱いている様々な思いを作品に昇華させています」と古知屋さん。日常の中から刺激を受け、近年は少女や恋人同士、夫婦などを題材にした色彩豊かな作品が増えたそう。
また、自身初の試みとなる自作紙芝居の上演も行う(11月29日(日)を除く全日午後1時から)。「ふたりのカノン」と題され、油絵で描かれたこの紙芝居は、主人公の戦車が恋した女の子を守ろうとする物語。古知屋さんは「創作の中で読み聞かせの魅力を知り、挑戦してみようと思いました。大人も子どもも何かが心に残ると思うので、ぜひ見てもらえたら」と話した。
さらに会場では、「9・11」をきっかけに12年前に作成し、今年商品化された「戦争かるた」や、来年のカレンダーの販売も行われる。期間中11月29日(日)以外は全日古知屋さん本人が在廊予定。問い合わせは同ギャラリー【電話】0467・58・1231へ。
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