書道家の松永光鳳さん=茅ヶ崎市浜之郷在住=に、このほど市から感謝状が贈られた。これは新庁舎開庁に合わせ、茅ヶ崎市書道協会会長でもある松永さんが書を市に寄贈したことから感謝状が贈られたもので、作品は新庁舎2階、指定金融機関派出所前に展示されている。
書のタイトルである「松濤(しょうとう)」は、松の梢を通る風の音を波の音に見立てた言葉。茅ヶ崎市の海を連想させる「松」の木と、姉妹都市のハワイ州ホノルル市・郡を連想させる「サーフィン」から「波(濤)」をイメージして選んだ。「濤」の中の「寿」には末広がりの願いを込め、二つの文字を合わせた言葉にすることで両市がますます栄えることを祈念したという。また両文字の1画目に墨を飛ばし、波しぶきが勢い良く飛ぶ様を表現した。服部信明市長は「素晴らしい作品を寄贈して頂いた。未来に向け本市の発展につながる作品になる」と感謝の言葉を述べた。
個展も開催中
松永さんの作品を鑑賞できる作品展が茅ヶ崎駅北口エメロード沿い、茅ヶ崎ショッピングセンター2階多目的ホールで1月30日(土)まで開催されている。
時間は午前10時から午後5時までで、入場無料。18日(月)午前11時からは「美しい文字をかくには」と題したミニトークも行われる。問い合わせは茅ヶ崎ショッピングセンター【電話】0467・82・1080へ。
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