海岸青少年会館と福祉会館の老朽化と耐震性能の問題から、両施設を統合して建設する「(仮称)茅ヶ崎公園体験学習施設」と同施設整備に伴い再整備される「新・茅ヶ崎公園庭球場」に関する報告会が1月16日、市役所分庁舎6階コミュニティホールで開かれた。
両施設を茅ヶ崎公園内に再整備するに当たり、市は昨年9月に両施設利用団体などを対象に意見交換会を開催。寄せられた意見を踏まえて施設の基本設計検討案を作成し、10月に開催した市民向けの意見交換会で検討案を発表した。
この日は前回の意見交換会で寄せられた意見をさらに検討案に反映させた第2案を発表。参加者からは「新施設がどんな設備になるのか愉しみ」という意見や、庭球場を囲む防音壁の設置方法などに疑問を呈する声が上がっていた。
事業整備概要
市は2009年に「海岸青少年会館・福祉会館複合施設再整備基本計画」を策定。新・庭球場は旧海岸青少年会館跡地に建設が進められ、2017年4月に開場予定。海岸青少年会館と福祉会館を統合して再整備される体験学習施設は、現庭球場の位置に建設され、19年1月に完成が予定されている。
市によると庭球場は4面で、雨水対策のため地下に650tの浸透貯留槽を整備。また近隣配慮から防音対策などを施し、景観維持のため松林も残す。体験学習施設にも所々に集約した意見を反映する計画だという。今後は今回の意見などを基に検討を重ね、2月に基本設計最終案をまとめ3月議会に上程する予定。
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