かながわ酪農活性化対策委員会と茅ヶ崎市畜産会が2月24日、市立浜須賀小学校(栗原幸正校長)で「学校出前授業」を開催した。
これは酪農の活性化と県内産の牛乳の消費拡大、さらに子どもたちに牧場の仕事を身近に感じてもらおうと行われたもの。出前授業には同小の3年生と5年生約280人が参加した。
授業ではまず乳業工場や豚の話が学年ごとにパワーポイントや写真、展示で説明され、その後子どもたちは牛の待つ北運動場へ移動した。3年生は2頭の子牛とのふれあいを体験。子どもたちはブラシでおとなしい子牛の背中を次々にブラッシングしていった。また用意された牛の模型を使って搾乳疑似体験も行った。
5年生は搾乳体験車に乗った大きな乳牛を相手に実際の搾乳を体験。一人ずつ体験車に乗り込み、畜産会の人の付添いを受けながら、恐る恐る手を伸ばして乳搾りを行った。牛に触るのは初めてという子どもたちばかりとあって、最初はこわばった表情だったが、終わった後はみなほっとした笑顔を見せていた。子どもたちは初めての搾乳体験に「楽しかった」「あったかかった」などと嬉しそうに話していた。
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