茅ヶ崎市堤の古民家・旧和田家で、6月26日にワークショップ「旧和田家住宅の魅力を探る 民家のみかた・調べかた」が開かれ、市民ら47人が参加した。
当日は東海大学工学部建築学科の小沢朝江教授が旧和田家の建築の特徴などを解説し、建物内の見学も実施。旧和田家について学ぶ充実したイベントとなった。
共に江戸時代の古民家で市の指定重要文化財に指定されている「旧和田家」と「旧三橋家」は現在、茅ヶ崎市民俗資料館として公開されている。市教育委員会と東海大学、県建築士会湘南支部では、建物の老朽化が進む両家の今後の保存・活用方法を検証し、次世代にできるだけ良い状態で遺そうと、このほど協働でプロジェクトを立ち上げ、建物の調査や研究、市民参加のワークショップを実施していくことを決定。今回がそのキックオフイベントだった。
2回目のワークショップ「民家ってなんだろう? 旧和田家住宅で民家探検」が、7月27日(水)に旧和田家で開催される。午前10時から正午まで。対象は夏休み中の小中学生。先着申込み順で定員20人。参加無料。
市役所前からマイクロバスで現地へ移動し、小沢教授の解説で民家の基礎知識や旧和田家について学び、調査体験も行う。申込みは市文化資料館【電話】0467・85・1733へ。
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