茅ヶ崎市がイオン茅ヶ崎中央店とイオンスタイル湘南茅ヶ崎の2店舗と連携し、小型家電回収事業を8月2日から開始した。市が民間施設に使用済小型家電の回収ボックスを設置するのは初の試み。
携帯電話やデジタルカメラなどの使用済小型電子機器等に含まれる有用資源の再資源化の促進を目的に2013年に制定された「小型家電回収リサイクル法」を受けて、茅ヶ崎市では同年10月から回収ボックスを青少年会館など市内26カ所に設置。ごみの減量化と鉄や銅、金、レアメタルなどのリサイクルを推進し、売却益を市の一般財源として活用している。
回収量と売却額は、初年度は1276kg(8万7912円)、14年度は2006kg(18万5807円)、15年度は3072kg(25万5992円)と毎年増加している。
市はさらなる回収量増加と事業の認知度向上を目的に、横浜市や相模原市で市と連携し小型家電回収を行っているイオンリテール(株)に今年4月に協力を依頼し、今回の連携が実現した。
2日に開始式
今月2日にはイオン茅ヶ崎中央店で小型家電回収開所式が開かれ、夜光広純茅ヶ崎副市長と佐藤大イオンリテール(株)南関東カンパニー神奈川事業部長がデモンストレーションを行った。
佐藤部長は「買い物ついでに気軽に回収ボックスを利用してほしい」と話し、夜光副市長は「利便性の高い場所に設置することができ、ありがたい。リサイクルへの啓発活動にもつなげていきたい」と期待を寄せた。
回収ボックスは、イオン茅ヶ崎中央店は3階家電売場、イオンスタイル湘南茅ヶ崎は1階立体駐車場側入口に設置されている。
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