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茅ヶ崎・寒川 スポーツ

公開日:2017.08.11

AFC茅ヶ崎
ゴシアカップで健闘
国際交流の輪を広げる

  • ゴール前で肩を組む選手たち

 サッカーを通じた国際交流を目的にスウェーデンで7月15日から開催されていた国際ユース大会「ゴシアカップ2017」。今年は約80カ国から約1700チームが参加した。茅ヶ崎から出場したサッカークラブ「AFC茅ヶ崎」(西野努代表)は日本の代表として開会式で侍の仮装をして入場行進を行い、6万人の観客の歓声に応えた。選手たちは「会場の迫力に緊張して、予定していたチャンバラのパフォーマンスができなかった」と悔しがった。

 同クラブが出場した男子15歳の部には204チームが参加。4、5チームごとに分かれて予選リーグを戦い、同クラブは2勝をあげ3位に入賞した。続いて行われたプレーオフでは各ブロックの3位以下のチームで競うBクラスに出場。一回戦では2対0でスウェーデンのチームを下すも、二回戦ではドイツのチームに0対2で惜しくも敗れた。

 伊藤大介監督は「体格差のある海外の選手を相手にして自分たちの戦い方が見えたと思う。”いい経験”だったと言えるかは今後次第。選手たちのこれからが楽しみ」と先を見据える。

 試合外でも交流

 大会中は空いたグラウンドにも自然と人が集まり、選手たちはスウェーデンやウクライナなど国も年齢も様々な選手たちとサッカーを楽しんだ。宿舎では、選手たちが不慣れな英語やジェスチャーを駆使して交流し、一緒に写真を取ったり、キーホルダーや紙で作った手裏剣を贈り合うなどして親交を深めた。選手たちは「サッカーのおかげで言葉の壁を越えて仲間ができた」と喜びを語った。

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