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お前百まで、わしゃ九十九まで、共に白髪が生えるまで。
記者―巷では還暦のお祝いや米寿のお祝いなどを聞くが、他にはどのような寿があるのだろう。仏事ではないがメモリアルホール「美空」を運営する(株)平和堂典礼の代表に聞いてみた。
代表―皆さんご存知60才の「還暦」は60年で十干十二支の組み合わせがひと回りすることから還暦といいます。70才で「古希」「人生七十古来稀なり」と、唐の詩人杜甫の詩。77才「喜寿」は喜の略字が七十七。80才は「傘寿」、傘の略字が八十と書くことからきています。88才の「米寿」は米の字が八十八と分解できるからです。90才が「卒寿」、卒の略字が九十と書く。99才で「白寿」ですが、百の上の横一本取ると、白になるためです。108才は「茶寿」になります。茶の字の草冠を20で数えて、(廿が20です。ひと昔前のお位牌や墓石の彫刻で使われています)下の部分を米と言う字に見立てて、20+88(先ほどの米寿)で108になります。111才が「皇寿」皇の字を白・一・十・一に分解します。すると白は99(先ほどの白寿)+1+10+1で111になります。何かクイズ番組みたいですが、最後は112才の「珍寿」になります。読んで字のごとし、珍しいのです。「珍寿」はその後毎年祝います。ず〜っと、珍しいのです。
さて「お前百まで・・」これは能舞台でおじいさんが「熊手」を持って、「箒・ほうき」を持ったおばあさんに、「お前、掃くまで(百までのダジャレ?)わしゃ九十九まで(九十熊手くじゅうくまで)とかけているそうです。実は高砂人形というのがありまして、実際おじいさんが熊手を持ち、おばあさんが箒を持った対の人形があります。熊手は本来福をかき集める縁起のよい物ですし、箒は昔から邪気を祓う(魔除け)意味があります。すなわち、おじいさんが熊手で財をかき集めて、おばあさんが箒で家を守り、夫婦ともに助け合っていくという意味だそうです。
記者―なんと寿は60才の還暦から112才の珍寿まで10回もあるのですね。しかも珍寿は生きている限り毎年続いていくという事ですね。ちなみに120歳は大還暦というそうです。さて、寿を祝っても人間必ず最期が来る。葬儀や仏事の事で心配があれば、美空で相談してみよう。オリジナル花祭壇の葬儀はもとより、葬儀後のメンテナンスも大好評だ。
■(株)平和堂典礼
【フリーダイヤル】0120・59・6999
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