浜須賀小学校6年2組の児童が、2月9日に平和町の青果店「八百岩商店」を訪れた。これは「総合的な学習の時間」の一環で、青果店に茅ヶ崎産の野菜について質問し話を聞いたもの。
同クラスの36人の児童は、担任の増子穂波教諭(29)からの「食べることに困らない現代に、もっと食について興味を持ってもらいたい」との思いを受け、昨年10月から「食」について学んでいる。これまでに、国産と外国産の各メリット・デメリットを調べ、実際にそれぞれの食品を食べて味の違いを体感。さらに国内の自給率を知り、自給率を上げるためにできることを考えてきた。
その中で、地元産の食材を地元で消費する「地産地消」を広める取り組みを知ろうと、この日は八百岩商店を訪問。児童から事前に寄せられた「野菜を長持ちさせる方法は」「茅ヶ崎産の美味しい野菜は」といった質問に、店主の宍倉勝良さん(76)が答えていった。宍倉さんは「子どもたちが地産地消に興味を持って取り組んでもらえてうれしい」と話した。質問を終えた佐藤杏香さんは「八百屋さんしか知らない野菜の旬や値段、調理方法が知れて良かった」、金井拓実君は「知らなかった茅ヶ崎の昔の話や豆知識などがたくさん聞けた」と振り返った。今後は、学んだ内容を児童がチラシにまとめ、八百岩商店などに設置してもらう予定という。
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