赤羽根でゴルフ場を運営する株式会社湘南カントリークラブ(佐々木幹夫代表取締役)が敷地内の土地約1500平方メートルを市に寄付し、3月17日に感謝状贈呈式が行われた。
寄付された土地は、赤羽根字十三図周辺特別緑地保全地区の隣接地にあたる。保全地区は市内で唯一の相模川水系以外の谷戸(樹木、草地、細流などが一体となった)環境で、県の準絶滅危惧種でもあるカトリヤンマなど市内他地域では確認できない生物が多数生息している。
同社は1961年に創業。公益財団法人日本野鳥の会にもゴルフ場では全国で唯一加入しているほか、場内の草刈りも生物が生息しやすい高さに留めるなど、環境保全にも力を入れてきた。
2016年に市と同社は保全管理活動に関する協定を締結。今回の寄付も、市の環境保全活動に役立ててほしいとして、同社から申し出があった。寄付された土地は市の管理用地となる。
市景観みどり課は「今後は自然観察会などにも活用できれば」と話し、同社は「豊かで貴重な自然を後世に残す一助となれば」と期待を寄せた。
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