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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2018.03.30

「海の厄介者」を美味に
カスザメを調理し活用

  • 懇親会で刺身などに調理して味わった(左)、茅ヶ崎漁港にあがったカスザメ

 このほどレストランなんどき牧場(今宿)で開催された茅ヶ崎商工会議所サービス業部会主催の「ふれあい懇親会」で、「カスザメ」の料理が提供された。これは、茅ヶ崎漁港に2月下旬にあがったカスザメを、同店で調理したもの。

 九州地方などでは食されることがあるものの、多くの地域では雑魚として廃棄されることが多いカスザメ。茅ヶ崎沖でも漁網に偶然かかった際に活用できずにいたことから、同店の横山貢代表が「”海の厄介者”のカスザメも美味しく調理して提供したい」と考えた。

 カスザメは、この日振る舞われたちがさき牛や地場産野菜などの地元食材を使った宴会料理の一部としてテーブルに。刺身や湯引き、唐揚げなどで提供され、参加者は「初めて食べたが身が締まっていて美味しい」と驚きの声をあげていた。

 横山代表は「地域の資源として活用し、新たな価値を見出していきたい」と話した。

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