茅ヶ崎市が、旧海岸青少年会館と旧福祉会館に代わる新たな施設として整備を進めてきた「茅ヶ崎公園体験学習センターうみかぜテラス」(中海岸3の3の9)が竣工し、1月5日(土)にオープンする。
茅ヶ崎公園内に建設されたうみかぜテラスは、青少年の自立心育成、高齢者・障害者の健康やいきがいづくりをテーマに、野球場や庭球場などの周辺施設と連携しながら、あらゆる世代が交流できる施設を目指している。
事業費は約14億7千万円。延床面積3296・42平方メートルの地下1階、地上2階で、海抜7〜8mの地点にあり、津波一時退避場所としての役割も兼ね備える。また、太陽光をふんだんに取り入れられるよう大きな窓が配置され、明るく開放的なイメージに仕上がっている。
地下は、世代を超え多様な体験学習を実施できる多目的室、ピアノや音響設備を備えたスタジオ、調理室などを設置。半地下から1階は、素足で遊べる育児向けの集会室や新オリーブ広場などを配置。2階は、和室などのほか、屋外にはまかぜ菜園や子どもたちが遊べる広場などが整備されている。
利用料は約1年無料その後、段階的に徴収
部屋の利用料は1時間単位で決められており、2020年3月までは無料。その後、段階的に引き上げられ、2022年4月から正規利用料(70円から1780円)が適用される。また、娯楽室や交流ラウンジなど、自由に使用できる部屋も多く作られている。
昨年12月22日には開所式が開かれ、式典や内覧会に約900人が訪れた。市青少年課は「多くの方に来館いただき、地域に愛される施設になれば」と話している。
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