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柳島海岸在住 マイケル・A・フォーリンさん 手作り胡椒で地産地消目指す

社会

掲載号:2019年2月22日号

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商品を手に笑顔をみせるマイケルさん
商品を手に笑顔をみせるマイケルさん

 一度食べたらやみつきになる――。巷で密かに話題になっている調味料がある。その名も『うまいける オレの胡椒』。柳島海岸在住のマイケル・A・フォーリンさん(62)が、無農薬にこだわり、地産地消を目指して手作りしているオリジナル商品だ。

 イギリス北西部の港町・リバプール出身のマイケルさん。日本に来てから約40年、そのほとんどを都内で過ごしてきたが、「東京は時間の流れが早い」「少しブレーキを」と、生まれ育った町とどこか似た雰囲気を求め、2016年秋に妻・尚子さんとともに茅ヶ崎へ引っ越してきた。

 持ち前の明るさとフットワークの良さで、あっという間に交友関係が広がった。周りには、農家や漁師などさまざまな職業の人が集まり、そのこだわりの生産方法や調理方法などを聞いているうちに、「野菜やフルーツを買い取って何か新しいものを作りたい」と考え始めたという。

 そして一念発起。友人らの協力で、収穫した湘南産のみかんとレモンを塩漬けにし、自身の畑で栽培した赤唐辛子と黒胡椒を加え、独自の配分で混ぜ合わせた胡椒が完成。「化学調味料や保存料などを使用せず、最初から最後まで手作りにこだわりました」という自慢の一品を、2017年11月から販売している。

 商品名とパッケージは、CMデザイナーとして活躍する娘のソニアさんが考案。“うまい”と“マイケル”を掛け合わせて名付け、ラベルにはみかんとレモンがデザインされている。

 商品は現在、ネット販売はされておらず、直接問い合わせるか、イベントなどで購入することが可能。直近では、2月24日(日)午前11時頃から午後2時頃まで開催される『アイランズマルシェ』(ライオンズ茅ヶ崎ザ・アイランズ内/矢畑782の3)に出店予定。

友禅染職人として活躍

 昔から絵を描くことや読書が好きな少年だった。17歳で芸術の世界で生きていくことを決め、専門学校、大学と進学し、油絵や水彩、セラミック、写真、陶芸などさまざまな芸術を学んだ。

 日本の文化に興味を持ち、20代前半で来日。デパートで偶然目にした着物の美しい色彩に「心を奪われた」といい、そのまま呉服店に飛び込んで店員から話を聞き、友禅染を知った。そして、「友禅染職人になる」と強い気持ちで染色家・今村巳司氏の下で修業を開始。修業後は呉服店に勤め、「外国人初」という肩書きのもと、友禅染職人としてのスタートを切った。

 本業のかたわら、テレビ番組『笑っていいとも!』やラジオ、雑誌などメディアで活躍。現在も、アート制作やソフトウェア開発など、手広く活躍している。

 マイケルさんは「茅ヶ崎の人はみんな優しい。色々な人に食べてもらいたい」と話した。

(問)マイケルさん【携帯電話】090・1436・3204

1瓶888円(税込)
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