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茅ヶ崎・寒川 文化

公開日:2019.06.14

映画の熱量、そのまま伝える
フリー映画ライター ヒナタカさん

  • 仕事道具のパソコンをもつヒナタカさん

 ウェブサイトや新聞などの媒体を通して映画情報を伝える映画ライター。「ヒナタカ」さんこと岡部俊二さん(32)は、茅ヶ崎を拠点に組織に属さないフリーの映画ライターとして活躍している。その知られざる仕事に迫った。

 映画ライターは、最新映画の試写を観て映画レビューをしたり、過去作品の紹介記事を書いたりして報酬を得る仕事だ。

 ヒナタカさんは、映画『君の名は。』のレビュー記事「『君の名は。』の深すぎる「15」の盲点」で約670万回以上の閲覧数を誇り、ウェブ検索でも上位に位置する。

 愛媛県出身のヒナタカさん。幼い頃からドラえもんなどの映画が好きだったが、「あくまで趣味の範囲だった」と振り返る。

 映画の虜になり始めたのは大学生の時。「映画は作り手の人生が反映される。普段見ない人にも魅力を伝えたい」と、大学卒業後の2011年に「カゲヒナタの映画レビューブログ」を開設した。

 ブログでは、映画を観る前に結論を知ってしまうネタバレを防ぐために記事内で「ネタバレあり」と注意喚起をしたり、初心者でも分かるように「この映画が面白い5つの理由」にまとめたりと好評を博し、累計1000万回の閲覧数だという。

 これが各ウェブメディアの目に留まり、27歳で上京。姉の誘いで3年前に茅ヶ崎に移住し、多い日は3館をはしごするなど年間200本以上の映画を見て、記事を執筆している。

 ライター以外にも甥っ子や友人の子どものベビーシッターとしても活動する。「毎日成長する姿をみるのは本当に楽しくて愛らしい」とにっこり。

 「イオンシネマ茅ヶ崎を始め、辻堂の109シネマズ湘南、シネプレックス平塚があるし、凝った作品も上映されている。おしゃれなカフェでゆったりして記事を書ける、いい環境です」と独自の視点で茅ヶ崎の良さを教えてくれた。

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