茅ヶ崎市は6月10日から、市内の全公立小・中学校に設置した防犯カメラを運用開始した。
以前からセキュリティ会社の空間センサーによる警備システムを導入していたが、学校の防犯強化のため、校長会などで要望が上がっていた。昨年12月に補正予算が承認され、今年2月から5月にかけて設置工事が行われた。工事費は約9156万円。
設置は主に、万が一犯罪が発生した場合の早期解決、外部からの侵入監視、犯罪抑止を目的としている。小学校19校・中学校13校の昇降口や校門、通用口などに1校4〜10台ずつ、計209台が設置された。校内にモニターを設置することで、状況をすぐに把握できるようになっている。運用にあたって、秘密保持や撮影範囲などを定めたガイドラインを策定。内容はホームページで公開されている。
市教育施設課は「子どもたちが安心して学業に専念できる環境を整備していきたい。学校の安全性がより高まっていけば」と話した。
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