「手帳王子」の異名をもつ舘神龍彦さん(茅ヶ崎市内在住)がこのほど、記憶の保持が難しい認知症の高齢者が記録をして記憶につなげる「おぼえている手帳」を開発した。舘神さんは、「日々の記録を写真と本人の直筆で一つの冊子に蓄積することで、記録を記憶の代わりにしてもらえたら」と、手帳の製品化をめざしている。
舘神さんは手帳評論家。2014年12月2日放送のテレビ番組「マツコの知らない世界」にも出演し、18年には手帳の歴史と日本人の時間感覚や仕事観を綴った『手帳と日本人』(NHK出版新書)を出版した。
舘神さんが開発した「おぼえている手帳」は、日々の生活を記録する。本人が写った写真と、その時々の気持ちを直筆で手帳に書き留めていくことで、家族とコミュニケーションをとるツールとなったり、記憶を呼び起こすきっかけをつくったりする。
11月8日には舘神さんが「おぼえている手帳」のセミナーを開催。40代女性は、「父が初期の認知症。記憶に残るような書き方を学べてよかった」と話した。
次回は以下の通り。いずれも同内容。▽11月16日(土)午前10時から、まちスポ茅ヶ崎カオトオカ/1000円(ワンドリンク付)▽12月6日(金)午後1時から、まちスポ茅ヶ崎500円/▽12月21日(土)午後1時から、まちスポ茅ヶ崎カオトオカ/1000円(ワンドリンク付)。申し込みは【メール】tategamig@gmail.comへ希望日、氏名、電話番号を送る。
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