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茅ヶ崎・寒川 人物風土記

公開日:2019.11.29

道の駅から発信するオリジナルブランドのシンボルマークをデザインした
小島 潤一さん
横浜市出身 55歳

茅ヶ崎は、宝物だらけ

 ○…数年前から茅ヶ崎の地域ブランディングに携わり、「茅ヶ崎らしさ」を模索してきた。市民向けのワークショップを開催したり、農家や事業者、学生など100人以上と意見交換し、その結果「茅ヶ崎のライフスタイルは宝物だらけ」と気が付いたという。海にも里にも街なかにも、そこに住まう人たちのこだわりが詰まっており、「茅ヶ崎ならではのゆったりな時間が流れている」ことに注目。それぞれのエリアの魅力を詰め込んだ『Choice!CHIGASAKI』と名付けたシンボルマークには、海だけではない北から南までの茅ヶ崎らしさを再発見するストーリーを込めた。

 ○…横浜市で生まれ育つ。幼少期から絵を描くことが好きで、カーデザイナーになるという夢を叶えるために、デザイン科のある工業高校に進学。学ぶうちにグラフィックデザインの奥深さに惹かれ、卒業と同時にデザイン会社に就職した。23歳で茅ヶ崎ゆかりの小説家・開高健が創業メンバーとして名を連ねる広告制作プロダクションの株式会社サン・アドに転職。20代の終わりに手掛けたサントリーのザ・カクテルバーが大ヒットし、そこから数々の広告賞を受賞。最近では、SEIKOやオープンしたばかりの横浜ハンマーヘッドを担当するなど、アートディレクターとして広告業界の第一線を走り続けている。

 ○…趣味は車。週末になると「どこかに出かけたくなる」といい、愛車のクラシックカーの屋根を開け、助手席に妻を乗せハンドルを握る。昔から134号はよくドライブしていたが、「浜降祭を知ったのは最近」という。「知れば知るほど伝えたい魅力の詰まった茅ヶ崎ならではの、オリジナルブランドが育っていってほしい」

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