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茅ヶ崎・寒川 社会

公開日:2020.03.06

文教大学井徳ゼミ
「2030年の茅ヶ崎は?」
学生らがジェイコム出演

  • リハーサルの様子

 DJハギーさんが司会を務めるジェイコム湘南の「デイリーニュース」に2月21日、文教大学情報学部メディア表現学科の井徳正吾教授とゼミ生で4年の大沢亜優さん、舩山なつみさん、工藤祐太郎さんがゲスト出演、茅ヶ崎の未来構想について語った。

 同大学は茅ヶ崎にキャンパスを置いて35年、情報学部開設40周年を記念した地元貢献として「2030茅ヶ崎未来構想のご提案」を作成。提案書には街・人・仕事・学び・遊びについての提案、クリエイティブスピリッツが湧くよう市内を4区画に分け、エリアの特徴を生かした街づくりを進めるなど斬新なアイデアが数多く盛り込まれ、市民への調査結果などを含めると250ページにも及ぶという。

 番組では、未来構想を提案した目的や内容、苦慮した点などを紹介。学生からは「今の茅ヶ崎は海と湘南サウンドに頼ったままで30年前からイメージに変化がない」とし、「茅ヶ崎にある創作の風土を生かした新しい茅ヶ崎、新しい街づくりが急務」と語った。

「広く公開すべき」

 井徳ゼミの学生チームは、昨年11月に新たな茅ヶ崎のコンセプトの提案やそれに基づくエリア別街づくりなど、「クリエイティブ・シティ茅ヶ崎」を市に提案。1月には、茅ヶ崎市観光協会や茅ヶ崎商工会議所からの依頼で、再度プレゼンを実施。この内容に感銘を受けた田中賢三観光協会会長が「これはもっと広く公開するべき」と、ジェイコム湘南に紹介し、出演が決まった。

 卒業するゼミ生に対して井徳教授は「仕事はもちろん人生を考える上で、物事を客観的に見つめてそこから何をすべきか、課題設定することをしっかり身に着けてほしい」とエールを送った。

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