神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
茅ヶ崎版 公開:2020年7月10日 エリアトップへ

「ほむたんマルシェ」を立ち上げた 嵩(すう) 比呂志さん 下町屋在住 67歳

公開:2020年7月10日

  • X
  • LINE
  • hatena

街想う野心家

 ○…「住みやすい街でいつづけよう」をスローガンに掲げ、下町屋のホームタウン茅ヶ崎自治会300世帯の会長を務める。コロナ禍によって外出が億劫になってしまった高齢者の外出支援や、経営に苦しむ飲食店のために「ほむたんマルシェ」を立ち上げた。

 ○…岐阜県生まれ。幼い頃から凝り性で、家の近くに古墳があった影響か、考古学者を夢見ていた。しかし、画家を志した経験を持つ父の「夢を生業とするには辛いぞ」という言葉で、関心は理系に。そこから中・高とトランジスタラジオいじりに熱中し、東北大工学部を経て東芝に就職。研究所で20年、電子製品の開発などに携わった。

 ○…59歳で文科省に出向。東日本大震災被災地の防災強化の取り組みや、大学や企業から公募した事業の評価委員などを務め、「課題解決のためよく話し合い、使える技術を活用していく」ことの重要性を再認識した。その後、経産省への出向時にホームタウン茅ヶ崎自治会の副会長に就任。2018年に会長になった。今年の春からコロナが流行すると高齢者の多い自治会の買い物や外出の課題が浮き彫りに。移動販売や鶴嶺のマルシェなどにヒントを得て、「自分たちで商店を呼べばいいんだ」と「ほむたんマルシェ」を思いついた。

 ○…現在は妻と2人暮らし。寒川と北海道に住む娘2人がそれぞれ孫を連れてくるのを楽しみにしている好々爺だ。趣味はやはりパソコンいじり。最近はネットで故障したパソコンを購入し、修理してネット上で売っている。「使えるものはなんでも使う」はもはや座右の銘。マルシェ立ち上げの次なる野望は市全体に広げること。「そのために住民や商店、他の自治体も巻き込んでいく」と前を見据えた。

茅ヶ崎版の人物風土記最新6

櫻井 貴基さん

第六天神社のほか、市内6神社の宮司に就任した

櫻井 貴基さん

十間坂在住 55歳

3月29日

松浦 治美さん

(公財)かながわ海岸美化財団の代表理事を務める

松浦 治美さん

藤沢市在住 66歳

3月22日

田嶋 小梅さん

茅ヶ崎公園をモデルに「防災機能と居場所」が融合する空間をデザインした

田嶋 小梅さん

松風台在住 23歳

3月15日

垂石 眞子さん

茅ヶ崎ゆかりの絵本作家として、絵本づくりの指南役を務める

垂石 眞子さん

茅ヶ崎市出身 71歳

3月8日

内村 徹さん

中学生硬式野球チーム「湘南茅ヶ崎ボーイズ」を初の全国大会に導いた

内村 徹さん

寒川町在住 41歳

3月1日

石原 紳伍さん

市立小学校全児童にチョコレートを贈ったメゾンカカオの代表取締役

石原 紳伍さん

茅ヶ崎市在住 39歳

2月23日

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月1日0:00更新

  • 11月17日0:00更新

  • 11月10日0:00更新

茅ヶ崎版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

春の東海道を巡る旅

春の東海道を巡る旅 社会茅ヶ崎市

4月1日まで申込受付

4月6日~4月6日

茅ヶ崎版のイベント一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook