公・民・学連携でまちづくりに取り組む「アーバンデザインセンター・茅ヶ崎」(高見澤和子センター長)は8月25日、ユーチューブ上でバーチャルまち歩き体験ができるサイト「Discover Chigasaki景観まち歩き10選」(【フリーダイヤル】https://sites.google.com/view/healthywalk/home)を公開した。現時点では10選のうち、下寺尾官衙遺跡群と懐島の2コースがアップ、残りは随時更新される。
同サイトは、コロナ禍で外出が制限される中、「これまでの活動の成果を活用して、何か社会貢献ができないだろうか」とメンバーで議論し、企画・制作されたもの。まち歩きのコースには、単なる「スポット巡り」ではなく、自然や歴史、生活に焦点を当て、まちの成り立ちや暮らしを読み解ける10コースを厳選。メンバーが長年、調査・研究してきた下寺尾官衙遺跡群をはじめ、河童徳利、茅ヶ崎八景など、それぞれの推奨ルート(5Km程度)と主要スポットが写真や解説を交えながら紹介されている。
さらに、グーグルアースの「ツアー」機能を活用し、バーチャルでのまち歩きの体験が可能に。感染症のリスクや熱中症なども気にすることなく、自宅に居ながらにして実際のルートや建物、景色などを疑似体験できるツールとなっている。
高見澤センター長は、「路傍の石仏、ちょっとした坂道、思いがけない眺めなど、歩くと見えてくるものがあります。まちづくりは、まち歩きから始まると思っています。コロナ禍で在宅勤務になった方もサイトを活用し、地元の魅力を再発見・再確認するきっかけになれば」と語る。
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