市内下寺尾に9月に開所した「スマートブルー茅ヶ崎農場」が、管理する祐川友さん(20)=人物風土記で紹介=のもと、本格的な稼働を始めている。
同所はビニールハウスの天井に取り付けられた太陽光パネルによるエネルギーによって、井戸水ポンプやビニールの開閉などの動作が賄われている。ハウス内の温度やCO2濃度、肥料濃度などは自動調節されており、複数の葉物野菜を生育している。
病気の兆候をいち早く見つけたり、個体ごとの生育状況に差があった際に原因を突き止めるなど、人間の目や経験値が必要な部分については、神奈川農業アカデミー出身の祐川さんがチェック。そのほか育苗から収穫、出荷といった作業も一手に担う。
すでに一部の野菜は収穫が始まった。祐川さんは「いい育ち具合。より効率的な育成ができるよう研究を続けたい」と笑顔で話している。
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