茅ヶ崎・寒川 トップニュース教育
公開日:2020.10.16
小・中学校で運動会実施
競技数減などコロナ対策も
市内の浜之郷小学校で10月11日、運動会が開かれた。競技の数を減らし、学年ごとの保護者の入れ替え制を導入するなど、3密を避けながらの開催となった。
新型コロナ流行の影響で中止を決定する自治体、学校も多い中、市内の公立小学校19校・中学校13校は全校で運動会を実施する見通しだ。小学校では浜之郷小を皮切りに、11月末までに。中学校では9月中旬から始まっており、10月13日時点までに約半数の7校が終了。11月中旬を目途に全校が開催する。
全学年集合は今年度初
浜之郷小学校では、台風の去った10月11日に運動会を開催した。徒競走と団体競技の2種目で、学年ごとに25分ずつ。例年より競技数と時間を減らし、3密を軽減した。
徒競走ではマスクを着けて走る姿が見られ、1年生の玉入れでは、例年籠が2つのところを、他校から借りて6つの籠を使用することで児童を分散させた。密集が予想されるダンスなどの表現活動は実施しなかった。
「来年はいつも通りに」
運動会の運営や各係は5・6年生の上級生が中心となり、下級生の誘導のため、名札の自作や「電車ごっこ」を考案して運動会を作り上げていった。5年の岸寿美さんは「綱引きでクラスが一番になれてうれしかった。でも来年はいつも通り開催出来たらいいな」と話した。
今年は地域住民や来賓の来場はなく、保護者の観覧も各家庭2人まで。学年ごとに保護者を入れ替え、全席指定に。児童と保護者のトイレも別にし、来場者の動線にも気を配った。寿美さんの父・照洋さん(50)は、「最大限気を配ってくれて安心。毎年混雑するのでかえって観覧しやすかった」と話した。
今春から新型コロナの影響で数々の行事が中止となり、全学年の児童が一堂に会すのは今年度初となる。
青柳和富校長(56)は「児童たちにはたくさん我慢してもらった。まずは開催することができて良かった」と話した。
ピックアップ
意見広告・議会報告
茅ヶ崎・寒川 トップニュースの新着記事
コラム
求人特集
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












