かつて茅ヶ崎に居を構え、近代演劇を世に広めた明治期の俳優・興行師の川上音二郎と、その妻で女優の貞奴の功績を辿る「音貞オッペケ祭」。今年は会場の感染防止対策を徹底し、ネット配信を取り入れて開催する。
朗読で楽しむ音貞
音貞ゆかりの作品などを中心に取り上げる「聞楽ちがさき朗読会」。11月11日(水)は講談風『川上音二郎』と、『美女にもてあそばれる話』を湘南シレーネの個性豊かな読み手らが物語の世界へと引き込む。
会場はスタジオベルソー5階(共恵1の8の20)で午前11時〜正午。参加は来場(チケット500円・予約制)のほか、電話鑑賞(無料・予約制)、ネット同時・録画配信(無料)も。
各地つないでトーク
11月15日(日)には「ご当地の音貞」をテーマに、博多〜名古屋〜岐阜県各務原〜茅ヶ崎をオンラインでつなぐトークフォーラムを展開。2011年の「音貞展」に尽力した各地の文化人がパネラーとして参加し、会場の小川稔さん(音貞塾)と語り合う。午後2時から3時半。スタジオベルソー5階(無料・予約制)。同時ネット配信はZoomのみ予約制。他ユーチューブなど。
台風で延期になった「清水友美ピアノコンサート」は11月14日(土)、ハスキーズギャラリー(新栄町)とネット配信。
(問)・予約は【携帯電話】080・6729・8008(長谷川)、【メール】otosada.oppekesai@gmail.comへ。
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