高校生以下の日本一を決める「第28回ジュニアオープンサーフィン選手権大会」が11月14日に千葉県で開催され、浜須賀小6年の岡野漣君=写真=がキッズクラスで優勝を果たした。
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例年20以上の大会に参加する岡野君だが、今年、コロナ下で開催されたのは今大会一つ。岡野君は「最初で最後の大会だから、勝ててめっちゃうれしい」と白い歯を見せた。
昨年のリベンジ果たす
今春の緊急事態宣言後、日本サーフィン連盟(NSA)が主催する初の大会。キッズクラスには全国から24人が参加し、トーナメントで優勝を争った。
競技時間は15分(決勝は20分)。波に乗る”ライディング”の技術を、2本の波の合計点で競う。
1回戦は、波も調子も良く、この日大会最高点を叩き出した岡野君。2回戦も順調に勝ち進んだが、準決勝でピンチを迎えた。
自然相手のサーフィンはプロでも波を読み誤る。波の見極めがうまくいかず、「ほとんど諦めかけてた」と岡野君。しかし残り15秒で、起死回生の波が来た。
その後は波に乗り、決勝戦も2位を圧倒するスコア。昨年、同大会決勝で逆転負けを喫していた岡野君は「リベンジができてうれしい」と笑顔を見せた。
来年からはボーイズクラス
父・文高さん(49)の影響で4歳からサーフィンに親しんでいた。始めて1年で大会入賞を果たすと、どんどんのめり込んでいった。今では登校前から下校後日没まで、毎日練習に明け暮れる。
小学6年の岡野君は、今年でキッズクラスは卒業。来年から一つ上のボーイズクラスで戦う。「今のサーフィンじゃ勝てない。上手くなってもっと大きなサーフィンをしたい」と意気込んだ。
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