新型コロナによって活動自粛を余儀なくされた音楽業界。タウンニュースが5月にリリースした茅ヶ崎応援動画『次はリアルで会いましょう!』=写真下=に楽曲提供してくれた、茅ヶ崎出身のシンガーソングライター・飯田舞さん(36)に、2020年を振り返ってもらった。
--今年の音楽活動はいかがでしたか?
「予定していたライブがほぼ中止となり、2月が最後になりました。こんなに歌わなかったのは、以前に活動休止した時以来。配信ライブも1回だけでした。昨年6月に茅ヶ崎市民文化会館で活動15周年のコンサートが終わり、活動のペースはゆっくりでライブも月1〜2本でしたが、休止してるわけでもないのにこんなにライブがないのは初めてでした。いくつかライブのお誘いもありましたが、コロナのためお断りしてきました」
--ファンの方に会えないのはつらいですね。
「歌いたい、みんなに会いたいと強く思う日がありました。一方で、いつになったらライブができるんだろう、コロナが怖いからライブはできないという気持ちが入り混じっていました」
--地元・茅ヶ崎に思いを巡らせた曲『あたしの帰る場所』を提供いただいた「茅ヶ崎応援動画」は、多くの方に見ていただきました。
「周りの人達からの反応もあり、うれしかったです。また、茅ヶ崎に住んでない方からは、茅ヶ崎に行ってみたいとの声もいただきました。楽曲提供ができてよかったなと思っています」
--日常生活はまだまだ制限が続きます。
「少しでも早くコロナが終息してくれることを願っています。病院へ行くのが怖かったり、誰かのお見舞いも行けなかったり。入院中の近しい人にも会えなくて、今年はもどかしい日々を過ごしていたので。とても悔しいし、悲しい気持ちになりました。同じ思いをしてる人がたくさんいると思います。できるだけ早く、終息に向かうことがみんなを元気にする最初の一歩だと思います」
--2021年の抱負を聞かせてください。
「新しい日々の生活、生活スタイルがあると思いますが、早く穏やかな日々に戻れるように、私も微力ながら細かい努力をしていきたいと思っています。今後のライブの予定はまだ何も決まっていませんが、新しいスタイルでのライブや配信など、前とは違ったやり方で歌をお届けできたらと思っています。いろいろなことに気をつけながらの毎日でストレスもたくさんあると思いますが、そんな時は飯田舞の歌をふと思い出して聴いてもらえたらうれしいです。また会える日を、楽しみに待っていてください」
※1年の最後に茅ヶ崎応援動画をご覧ください。次号1月1日号では、タウンニュースで制作中の動画「茅ヶ崎新スタンダード」を紹介します。
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