市場より直仕入れの新鮮な海鮮や天ぷら・天丼を提供する、茅ケ崎駅北口の「一里塚」(茅ヶ崎市元町5の22永井ビル1階、【電話】0467・57・2015)。コロナ禍で外食需要が低迷するなか、2021年1月からキッチンカーでの販売を開始した。機動力を生かして販売場所を拡大し、「できたて」を届けている。
店舗売上は1日数千円
「安くて新鮮でボリューム満点」と、サラリーマンや家族連れに人気のあった同店。店内はいつもサザンオールスターズの曲がBGMに流れ、にぎわいをみせていた。しかし、新型コロナウイルスの流行とともに一変。客足は遠退き、1日の売上が数千円という日が続いた。
協力金などで耐え凌ぐも、「このままでは衰退の一途」と新たな販路を模索。数年前から構想を温めていた「キッチンカー」の導入を決めた。
以前より盛況だったキッチンカー市場。コロナ禍ではそれが顕著となり、昨年9月に車の注文をしてから納車まで2カ月を要した。その後、改造。鮮やかな大漁旗をデザインした車体で、今年1月3日、デビューした。
販売するのは、天ぷらや天丼など。「一里塚さんの味が食べられてうれしいよ」。そんな言葉がモチベーションにつながっている。「これからも“おいしいできたて“をお届けしていきたい」
販売場所などは、店舗のツイッター(@ichirizuka1998)で確認を。
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