医療法人社団湘南中央会の湘南中央クリニック(松林・伊藤雅彦理事)が、1月から往診車で近隣の住宅街や小学校周辺の「青色防犯パトロール(青パト)」を行っている。茅ケ崎警察署管内では7番目、病院では初の登録となった。
青パトとは防犯活動を神奈川県警察に認められた公共団体や企業・個人が、空き巣被害の防止や通学路の安全点検を目的に、青色回転灯を装備した車両で地域を巡回する活動。湘南中央クリニックは昨年10月に往診車2台をリニューアルし、そのタイミングに合わせて青パトに登録した。きっかけは伊藤さんの同級生のSNS投稿。「青パトを知って、素直にかっこいいと思った」と話す。
クリニックの往診はほぼ毎日。高齢者施設や担当の個人宅を訪問し、その行き来でエリア内の松林小学校・中学校や、松林、東海岸北、天沼などの住宅街を巡回する。下校時刻の学校周辺では、子どもたちが青パトを珍しがって手を振ってくれることも。「開始から2カ月近く。青パトの知名度はまだ十分とは言えないが、地元密着のクリニックとして防犯に努めたい」
湘南中央会では3つのクリニックを運営している。伊藤さんは「現在は当クリニックだけだが、ゆくゆくは台数を増やし、青パトの活動を広めていきたい」と意気込んだ。
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